GLAFSの教育カリキュラムのエッセンスと、その展開によって生まれた知的成果をまとめた「シリーズ 超高齢社会のデザイン」。第1回配本の『高齢者法─長寿社会の法の基礎』に続き、秋下雅弘教授が編者となった『老化と老年病──予防・治療・医療的配慮の基礎』が東京大学出版会から刊行されました。老化のメカニズムや制御、および生活習慣病や認知症などの予防・治療について解説。誰にも訪れる老化と老年病を正しく知るための基本図書です。
【目次】
第I部 老化の概念とメカニズム
第1章 老化の概念
第2章 老化のメカニズムI――DNA損傷から長寿遺伝子サーチュインまで
第3章 老化のメカニズムII――シグナル伝達系から環境因子まで
第II部 老化制御の可能性
第4章 カロリー制限と老化制御
第5章 ホルモンと老化制御
第III部 老年病の基本――予防から治療まで
第6章 認知症の早期発見と治療
第7章 高齢者の生活習慣病対策
第8章 高齢者の肺炎予防
第9章 高齢者の転倒・骨折とその予防法
第10章 老年症候群とはなにか
第IV部 高齢者に対する医療の考え方
第11章 高齢者総合機能評価(CGA)の概念と実際
第12章 高齢者に対する薬物療法
第13章 エンド・オブ・ライフの医療
詳しくはこちらからご覧ください。
なお、「シリーズ 超高齢社会のデザイン」の今後のラインナップは以下の通りです。
『地域包括ケアシステム』飯島勝矢(東京大学高齢社会総合研究機構教授)・山本則子(東京大学大学院医学系研究科教授)編
『ジェロンテクノロジー』廣瀬通孝(東京大学大学院情報理工学系研究科教授)・伊福部達(東京大学名誉教授)編
『地域社会・社会的包摂・社会参加』牧野篤(東京大学大学院教育学研究科教授)編
『高齢者の食と健康』飯島勝矢(東京大学高齢社会総合研究機構教授)編
『社会保障制度』岩村正彦(前東京大学法学部教授)ほか編
『福祉国家と社会政策』武川正吾(明治学院大学社会学部教授)編
*タイトル変更の可能性あり。刊行順未定
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