2017年12月26日
2017年度ジェロントロジーネットワーク第2回全体会が開催されました
<2017年度ジェロントロジーネットワーク第2回全体会が開催されました> |
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ジェロントロジーネットワーク2017年度第2回全体会が12月20日、工学部11号館1階講堂で開催されました。今回は「高齢者の食の愉しみ」というテーマに沿って、『希望のごはん』の著者で料理研究家のクリコ(保森千枝)氏と、介護スナック竜宮城というユニークな施設を運営されている佐々木貴也氏のおふたりのお話をお伺いしました。ご主人が口腔底ガンで噛む力を失ったことから、「味が良くて、美味しい介護食」のレシピを考え提供し、ご主人の職場復帰を実現されたクリコ氏。その後、ご主人は亡くなられてしまいましたが、その経験から介護される人が喜ぶ介護食の開発に取り組みます。ご自身の体験をベースに、介護される人が喜ぶ介護食とはどのようなものか、レシピを交え、具体的に語っていただきました。 佐々木貴也氏が経営する介護スナック竜宮城は、見た限りではスナック店舗そのものですが、車椅子で入れるトイレ、高齢者が手をついても大丈夫なように固定されたテーブル、徘徊防止のロック等、デイサービスの施設同様の設備が用意されています。開設までの経緯や、内装等の工夫について、詳細にお話いただきました。 後半は本年度からスタートした7つのSIG(旧ワーキンググループ)について、担当教員、およびグループ代表者からの中間報告がありました。各SIGのテーマは以下の通りです。
終了後には医学部教育研究棟13F「カポ・ペリカーノ」に移動し、懇親会が開かれました。 |
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