2017年6月8日
国際交流特別セミナー「韓国のベビーブーマー世代」 リポート
<国際交流特別セミナー「韓国のベビーブーマー世代」 リポート> |
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韓国ソウル国立大学教授(兼GLAFSプログラム教員)のハン・ギョンへ教授の来日に合わせて、2017年5月19日に、国際交流特別セミナーを開催しました。ハン先生の講義題目は “Korean Baby Boomers, will they become Senior Bomb?” でした。日本をしのぐスピードで人口の高齢化が進む韓国社会において、注目されているのが第一次ベビーブーマー世代と呼ばれる、西暦1955年から63年に生まれた人々です。この第一次ベビーブーマー世代、およびその前の世代(ハン先生の研究グループではforgotten generationと呼んでいます)を対象とした大規模な調査データをもとに、これらの世代が直面している課題や今後直面するであろう課題についての分析が紹介されました。 講義の後にはハン教授と参加者との活発なディスカッションが交わされ、韓国社会が面する課題と可能性、日本をはじめとする他国との比較などが話題となりました。 (特任講師 菅原育子) |