2016年8月5日
RE-CARAE JAPAN 超高齢社会のまちづくりパビリオンに出展
<2016年8月2日〜4日 RE-CARAE JAPAN 超高齢社会のまちづくりパビリオンに出展> |
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東京大学高齢社会総合研究機構は、東京ビックサイトにておいてRE-CARAE JAPAN(リハビリ・介護産業展2016)「超高齢社会のまちづくりパビリオン」に、柏市役所職員並びに豊四季台サ高住関係者の協力を得て出展いたしました。 このイベントは、介護予防、高齢者リハビリ、介護、認知症対策に関する製品やサービスに関する200社が出展し、来場者が5万人規模の大きなイベントです。 最先端の地域包括ケアシステムを紹介する「超高齢社会のまちづくりパビリオン 柏プロジェクト-地域包括の見える化」のブースでは、超高齢社会が一段と進行すると予想されている2025年に向けて、我が国で推し進められている「地域包括ケアシステム」の理念や将来像と具体的な姿を多くの立場の方々で共有し、高齢者が長年親しんだ地域で安心して暮らし、明るく笑顔で長生きできる健康長寿のまちづくりが日本各地で実現されていくモデルケースとして、柏プロジェクトを展示いたしました。「フレイル予防」「生きがい就労」「拠点型サービス付き高齢者向け住宅・生活支援」「在宅医療・多職種連携」の4つを紹介し、来場者から熱心に説明を求められ、説明員と活発な意見交換が行われました。 また、このブース横では8月2日に高齢社会総合研究機構からフレイル予防、生きがい就労について、また、拠点型サービス付き高齢者住宅からは事業者、並びに在宅医療・多職種連携については柏市職員からの講演が行われ、大勢の聴講者が集い活況となりました。 |
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「超高齢社会のまちづくりパビリオン」の様子。このブースへの来場者数は2,000人以上でした。 | |
このイベントで8月2日に行われたセミナー・セッション「地域包括ケアにおける介護予防の展望」に出席した飯島勝矢教授は「地域サポート体制を基盤とした早期からのフレイル予防戦略」を講演しました。 | |
飯島勝矢教授(高齢社会総合研究機構) | |
8月3日に行われたセミナー・セッションでは、辻哲夫特任教授が「地域包括ケアの可視化の推進」の中で「地域包括ケアシステムの可視化の先行モデル〜柏プロジェクト」を講演しました。 | |
辻哲夫特任教授(高齢社会総合研究機構) | |
「地域包括ケアの可視化の推進」のセミナー・セッションに登壇された、田中滋名誉教授(慶應義塾大学)、和田康紀氏(国土交通省住宅局住宅政策課長)、園田眞理子専任教授(明治大学)各位は、「超高齢社会のまちづくりパビリオン」ブースを見学されました。 今日の地域包括ケアの手本となる、故小山剛氏が実践された業績を「小山剛の仕事」としてまとめ、ご遺志を未来へ繋ぐ新しい政策提言と共に展示いたしました。 |
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超高齢社会のまちづくりパビリオンのブースに展示された「小山剛の仕事」のパネル | |