2016年1月21日

第7回イブニングセミナー・リポート

<第7回イブニングセミナー・リポート>

イブニングセミナー第7回(1月18日)のテーマは「VR(バーチャルリアリティ)技術を利用し時空を超えてコミュニティのつながりを創りだす」。話題提供をしていただいた高齢社会総合研究機構 特任研究員の仲谷正史さんのバックグラウンドであるVR技術を題材に、ハコスコというスマホVRビューワーを使って、ICTがコミュニティ形成にどのように貢献しうるかについてお話しいただきました。
後半は3グループに分かれて、「60歳・関東在住・日本人女性」をターゲットに「移動しなくても体験できるサービスをVRで考えるとすると」をグループワーク。参加した高齢社会総合研究機構の学術支援専門職員の伊藤夏樹さんは、「VRにより空間的・時間的な制約を取り除くことができれば、例えば足の悪い高齢者がまちあるきに加わったり、地域イベントを遠隔地で追体験したりと参加の可能性が大きく広がる。また、ハコスコ体験やグループワークが盛り上がったように技術自体が魅力的なので、単なるツールに止まらずVRそのものがコミュニティ活動のコンテンツになりそう」と期待を寄せていました。
evs_20160118_1 舘研究室所属・IOG特任研究員の仲谷正史さん(写真中央)
evs_20160118_2 スマホVRビューワー「ハコスコ」を使って、IOGの活動拠点・岩手県大槌町や洞窟等のバーチャルリアリティ体験をしました。
evs_20160118_3 後半のワークショップでは多様なアイデアが提示されました。
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