「WINGS-GLAFS」-「カリキュラム概要・プログラム」タブの一部を10月版に更新しました。... 続きを読む
2025年10月4日㈯、東京大学本郷キャンパス工学部8号館で、WINGS-GLAFS履修生向けの秋学期ガイダンス及び交流会が対面で開催されました。 資料はこちら... 続きを読む
2025年度WINGS-GLAFS募集の説明会動画、募集説明会のFAQを掲載しました。内容の詳細はこちらです。 ※FAQは随時更新いたしますので、ご応募の前に最... 続きを読む
本プログラムは、日本がリードする人類共通の新課題「高齢社会問題」における、基盤的総合知の習得と、最前線でのフィールド体験を通して、自らの専門領域研究が、どのように高齢社会の諸課題と接続し得るのかを理解し、自らの研究の社会対応力の強化を図ることを目的としています。このため、直接に高齢者を研究対象とする方に限らず、高齢社会の何らかの課題に高い関心を持ち、その解決に貢献する研究に取り組む方を、対象としています。
一部のD1、MD1を含みます
10研究科・学府が参画するGLAFS。
基盤的総合知を習得するカリキュラムが用意されています。
専門の異なる学生が協働し、高齢社会問題にあらゆる角度からアプローチして社会対応力を磨きます。
産学連携プロジェクト「ジェロントロジー」と連携し、産業界・行政・市民など多様なステークホルダーとの演習プログラムなど、最前線のフィールド体験は想定外の視座や気づきを与えてくれます。
学外や海外とのグローバルな視点での交流は、想定外の視座や気づきを与えてくれます。
バックグラウンドの異なる人々同志で互いに敬意を持ちながら協働する重要性を学び、そのためのスキルを磨くことができます。
履修に集中できるよう、経済的支援として卓越RA(リサーチ・アシスタント)業務を委託し、研究業務に対し報酬を支払う制度があります。産業界や学内外の研究機関との演習により、多分野で連携し組織的に社会問題を解決する力を養います。
陳 童
Chen Tong9期生新領域創成科学研究科 人間環境学専攻
IARUの国際会議に参加することで、多様な学術分野の研究者と交流する貴重な機会を得ました。老年学は複合的かつ学際的な分野であるため、異なる専門家との交流を通じて新たな視点や知見を得ることは、研究を深める上で非常に有益でした。
会議では、各国の高齢社会が直面する課題や取り組みの違いを知ることで、研究の視野を広げ、世界的課題への理解を深めることができました。また、異分野の研究者との協働から、新しい研究の可能性や実践的な解決策の重要性を改めて認識しました。
今後は、この国際的かつ学際的なネットワークを活かし、異なる背景や専門性を持つ研究者と協力しながら、老年学の知見を実践的かつ持続可能に発展させる研究を進めていきたいと考えています。多様な視点や知見を組み合わせ、世界各国の高齢社会の課題に対応できる新しい知見を創出し、社会に還元することを目指します。この経験は、研究活動をより広い視野で発展させる大きな契機となりました。
板倉 悠真
Yuma Itakura10期生工学系研究科 航空宇宙工学専攻
WINGS-GLAFSのG-tech演習プログラムでは、工学・情報・福祉など異なる分野の学生が集まり、高齢社会の課題にテクノロジーで挑む活動を行っています。私は東京大学柏キャンパスの模擬住居で取得したセンサーデータをもとに、機械学習によって高齢者の生活習慣や行動パターンを予測する研究に取り組んでいます。人感センサーや温度センサーといった非接触型のデータを活用し、プライバシーに配慮しながらの見守りや健康状態の把握を目指しています。
私は普段、航空宇宙工学分野でレーザー推進システムの研究を行っていますが、G-tech演習で多様な専門分野の学生や研究者と交流する中で、自分の研究を社会課題の解決にどう結び付けられるかを考えるようになりました。その過程で、レーザー推進技術を新たなモビリティとして発展させ、高齢者が安全かつ自由に移動できる社会の実現を目指す構想へとつながっています。WINGS-GLAFSは、分野を超えた連携を通じて新しい発想を社会に広げていける、非常に刺激的なプログラムです。
小関 裕介
Yusuke Koseki10期生情報理工学系研究科 知能機械工学専攻
WINGS-GLAFSの演習では、社会学・医学・心理学など異なる専門分野の研究者との議論に加え、GLAFS教員が研究をおこなっている柏コホートスタディに共同研究者として参加し、高齢者の疲労感を事前に検知する研究に従事するなど、実践的な経験を積むことができています。IARUの国際会議やメリーランド大学との交流会では、世界各国の若手研究者が多様なアプローチで高齢社会の問題に取り組んでいることを肌で感じ、学際的な視点を得ることができました。これらの経験は、自分の研究の背景や方向性を再考するきっかけとなり、WINGS-GLAFSが提供する分野横断的なネットワークの豊かさを実感する場にもなりました。
こうした経験を通して、技術開発だけでなく、高齢者や現場の視点を踏まえた研究のあり方を重視したいという考えが強まりました。
今後も WINGS-GLAFS のネットワークを活かし、私の専門分野であるVR 技術と高齢社会研究をつなぐ新たなアプローチを模索していきたいと考えています。
松村 実紗
Misa Matsumura11期生工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻
私が思う本プログラムの最大の魅力は、高齢社会の課題解決に取り組む学生や先生方と繋がれることです。
私は介護ロボットの研究者として、「介護ロボットが数多く開発されているにも関わらず、なぜ現場では介護士が中心となってケアをしているのだろう」という疑問を抱いていました。
本プログラムの授業では、高齢社会の基礎を学び、高齢社会を俯瞰して捉えることができます。演習では、高齢化に対する政策の変遷や、今後必要とされる政策について話し合い、実際に高齢社会対策大網の制作に関わっておられる飯島先生の意見を伺う機会もあります。 健康長寿に関する国際会議IARUに参加した際には、日本は高齢者に対する介護のノウハウは蓄積されている一方で、高齢者を支える「介護士」にあまり目を向けられていないと感じました。
プログラムを通して、私が抱いていた疑問の背景には、政府の政策、日本人の価値観、社会システムなど、様々な要因があることがわかりました。私ひとりの知識や技術力では解決はできないでしょう。しかし、WINGS-GLAFS には同じように課題解決に対する高い志を持つ、助け合える仲間や先生方がいます。今後もこれまでの学びや出会いを活かし、幸せな高齢社会の実現に貢献したいと考えています。
博士後期課程学生を対象とする新しい研究支援事業「グリーントランスフォーメーション(GX)を先導する高度人材育成 」(SPRING-GX)の高度スキル養成プログラムは、WINGSプログラムが提供する科目を用いて実施します。
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