2018年10月6日

コアセミナー・リポート「団塊スタイル最前線/Society5.0へのロードマップを考える」

<コアセミナー・リポート「団塊スタイル最前線/Society5.0へのロードマップを考える」>

20181006

2018年度後期第1回コアセミナーが10月6日に開かれました。この日のテーマは「団塊スタイル最前線/Society5.0へのロードマップを考える」。
前半は、㈱ジェイアール東日本企画・企画制作本部副本部長の緒方敦氏をお招きし、「団塊の世代が変える生活価値観」として、これまでの高齢者とは異なるライフスタイルを持つと言われる団塊の世代の動向を、独自データをもとに分析していただきました。シニアマーケティングにおいて、後期高齢者を調査対象とした分析は限られるなか、シニア価値観クラスターを使って団塊世代の特性を把握し、後期高齢者の生活スタイルと価値観をあらわした4つの類型が示されました。団塊世代が後期高齢者になるにつれて、高齢者の生活価値観は大きく変化し、従来とは異なる新たな後期高齢者の出現が示唆されることが分かりました。
後半は、夏期セミナーで取り上げたテーマ「Society5.0を具体化する」をさらに深める目的で、グループワークが行われました。夏期セミナー時に想定した社会課題をSociety5.0によって解決していくシナリオをグループごとに作成。2050年頃までのロードマップを描きました。