2016年11月20日

第3回リポート(2016 岩手県大槌町フィールド演習)

第3回リポート(2016 岩手県大槌町フィールド演習)

11月19日~20日にかけて、岩手県大槌町の大ケ口多世代交流会館(コミュニティ・サポートセンター)で2016年度の第3回合宿を行いました。第1回、第2回合宿での情報収集とそれに基づくコミュニティの課題解決のための企画検討を踏まえて、今回は学生が班ごとに企画したプログラムを実施しました。
なお、合宿後にはこれらの実践を踏まえたコミュニティへの提案をまとめ、地元の自治会や民生委員等が参加する会議で報告し、成果の地域への還元を図っています。

演習内容

11月19日 240分 グループワーク(企画最終確認、関係者との調整、PR活動等)
11月20日 240~270分 グループA:準備作業(90分)、

「グローバルフェスタ」開催(180分)

グループB:準備作業(60分)、

「おおつちっこ探偵団」実施(180分)

グループC:準備作業・打ち合わせ(180分)、

「手踊り交流会」開催(60分)

40分 全体振り返り会
写真2 グローバルフェスタ(A班)

地域の男性高齢者の参加を主目的としつつ、地域住民全体の参加と交流を促すイベントとして開催しました。留学生が多い班という特徴を活かし、各国で高齢者に人気の「ゲーム」とそれぞれの家庭の味である「料理」を提供しました。

写真3  写真4 おおつちっこ探偵団(B班)

小中一貫校の開校により地域の児童生徒が徒歩通学となることから、子ども・親・地域住民の三者が交流しながら地域課題を考える場として、通学路の安全チェックと地域安全マップづくりを行いました。

写真6 手踊り体験会&多世代交流会(C班)

世代間、そして新旧住民の地域内の交流を促すことを目的に、コミュニティに根差し継承されていくという特徴を持つ芸能に着目して、地元団体との連携による手踊りの実演を鑑賞し、その後に体験参加を通じて子どもから高齢者までが交流を図りました。

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