2016年12月7日

2016 ジェロネット合宿リポート

ジェロネット合宿リポート

高齢社会総合研究機構・産学ネットワーク「ジェロントロジー」の合宿が12月7日8日と滋賀県近江八幡市で行われました。近江八幡市は、IOGと協働して、「近江八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、「近江八幡市生涯活躍のまち(日本版CCRC)構想」をとりまとめ,今年3月に発表しました。さまざまなエリアの魅力を生かした住区を分散的に開発し、各住区に「ちいさな拠点」となる多目的集会施設を設けたいとしています。
各エリアは次の通り。

  1. まちなかの古民家で暮らす――歴史のある風景がまちに溶け込んでいる
  2. レイクサイドの暮らし――琵琶湖のほとりの素晴らしい生活
  3. 静かな水辺で暮らす――琵琶湖はラムサール条約(湿地の保存に関する国際条約)に登録している。静かなビオトープを抱えている
  4. 晴耕雨読の暮らし――農業も盛ん。自宅菜園の規模を超えて、きちんとした農作業もできる
  5. 新世代アーバンビレッジで暮らす――駅に近い場所は、新世代郊外としての可能性を秘めている。アーバンビレッジ(英国で提唱されたサステナブルな都市づくり)のようなニュータウンを整備して、その場所で生活する
今回の合宿では、市役所の方から概要説明をしていただいたあと、現地を見学。 夕刻からの懇親会では、近江八幡の自治体、地元企業のみなさんと交流を図りました。さらに、2日目には、「人類の健康・長寿への挑戦」をテーマとする大阪万博招致構想について、万博基本構想検討会議の委員に就任した秋山弘子特任教授による講演がありました。
【参考URL】安寧のまちづくり基本構想~近江八幡市生涯活躍のまち(日本版CCRC)構想~

http://www.city.omihachiman.shiga.jp/contents_detail.php?frmId=11339

2016ジェロントロジーネットワーク合宿プログラム

12月7日
12:30 集合(JR近江八幡駅)
13:20-14:00 合宿趣旨説明(後藤講師)
14:00-14:30 概要説明「近江八幡市安寧のまちづくり構想について」
川端啓司様(近江八幡市総合政策部政策推進課 課長補佐)
14:30-17:30 近江八幡市安寧のまちづくり構想現地見学
(旧市街、八幡堀、西の湖、琵琶湖レイクサイド、「ラ コリーナ近江八幡」等)
18:00-20:00 懇親会(地元自治体、地元企業との交流)
20:00- 宿泊先に移動:「休暇村近江八幡」

 

12月8日
9:00 -10:00 「2025年大阪万博誘致構想について」
秋山弘子特任教授(高齢社会総合研究機構)
10:00-11:15 チームに分かれてのグループ討議
11:15-12:00 チームごとの討議結果発表、後藤純講師による総括
12:00-13:00 昼食後解散
gero20161214_1 近江八幡市役所の会議室で後藤特任講師による合宿趣旨説明の後、市の総合政策部政策推進課・川端氏から「安寧のまちづくり基本構想」についてレクチャーを受ける参加者たち。
gero20161214_2 CCRCの候補のひとつ、1. まちなかの古民家で暮らす」を見学。
gero20161214_3 「3. 静かな水辺で暮らす」の候補地、西の湖。この後、バスの車窓から「2. レイクサイドの暮らし」(琵琶湖のほとり)、「4. 晴耕雨読の暮らし」(農地)エリアを見学。
gero20161214_4 建築史家の藤森照信氏設計のラ コリーナ近江八幡、たねやグループ本社。茶室の入り口に見立てた細いドア(写真中・奥)を入ると、目の前には吹き抜けの巨大な空間(写真下)が。照明や飾り物など、細部にいたるまで設計者の意図が反映されている。
gero20161214_5 「近江八幡日牟禮ヴィレッジ たねや 」で行われた懇親会には、自治体や地元経団連の方々も参加し、ジェロネット・メンバーやコース生たちとの交流を深めました。
gero20161214_6 2日目は秋山弘子特任教授による「2025年大阪万博誘致構想について」の報告から始まり(写真上)、その後、近江八幡市のCCRC構想について、グループ討議に移りました(写真下)。
futter_facalty_info

ジェロネット合宿リポート

高齢社会総合研究機構・産学ネットワーク「ジェロントロジー」の合宿が12月7日8日と滋賀県近江八幡市で行われました。近江八幡市は、IOGと協働して、「近江八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、「近江八幡市生涯活躍のまち(日本版CCRC)構想」をとりまとめ,今年3月に発表しました。さまざまなエリアの魅力を生かした住区を分散的に開発し、各住区に「ちいさな拠点」となる多目的集会施設を設けたいとしています。
各エリアは次の通り。

  1. まちなかの古民家で暮らす――歴史のある風景がまちに溶け込んでいる
  2. レイクサイドの暮らし――琵琶湖のほとりの素晴らしい生活
  3. 静かな水辺で暮らす――琵琶湖はラムサール条約(湿地の保存に関する国際条約)に登録している。静かなビオトープを抱えている
  4. 晴耕雨読の暮らし――農業も盛ん。自宅菜園の規模を超えて、きちんとした農作業もできる
  5. 新世代アーバンビレッジで暮らす――駅に近い場所は、新世代郊外としての可能性を秘めている。アーバンビレッジ(英国で提唱されたサステナブルな都市づくり)のようなニュータウンを整備して、その場所で生活する
今回の合宿では、市役所の方から概要説明をしていただいたあと、現地を見学。 夕刻からの懇親会では、近江八幡の自治体、地元企業のみなさんと交流を図りました。さらに、2日目には、「人類の健康・長寿への挑戦」をテーマとする大阪万博招致構想について、万博基本構想検討会議の委員に就任した秋山弘子特任教授による講演がありました。
【参考URL】安寧のまちづくり基本構想~近江八幡市生涯活躍のまち(日本版CCRC)構想~

http://www.city.omihachiman.shiga.jp/contents_detail.php?frmId=11339

2016ジェロントロジーネットワーク合宿プログラム

12月7日
12:30 集合(JR近江八幡駅)
13:20-14:00 合宿趣旨説明(後藤講師)
14:00-14:30 概要説明「近江八幡市安寧のまちづくり構想について」
川端啓司様(近江八幡市総合政策部政策推進課 課長補佐)
14:30-17:30 近江八幡市安寧のまちづくり構想現地見学
(旧市街、八幡堀、西の湖、琵琶湖レイクサイド、「ラ コリーナ近江八幡」等)
18:00-20:00 懇親会(地元自治体、地元企業との交流)
20:00- 宿泊先に移動:「休暇村近江八幡」

 

12月8日
9:00 -10:00 「2025年大阪万博誘致構想について」
秋山弘子特任教授(高齢社会総合研究機構)
10:00-11:15 チームに分かれてのグループ討議
11:15-12:00 チームごとの討議結果発表、後藤純講師による総括
12:00-13:00 昼食後解散
gero20161214_1 近江八幡市役所の会議室で後藤特任講師による合宿趣旨説明の後、市の総合政策部政策推進課・川端氏から「安寧のまちづくり基本構想」についてレクチャーを受ける参加者たち。
gero20161214_2 CCRCの候補のひとつ、1. まちなかの古民家で暮らす」を見学。
gero20161214_3 「3. 静かな水辺で暮らす」の候補地、西の湖。この後、バスの車窓から「2. レイクサイドの暮らし」(琵琶湖のほとり)、「4. 晴耕雨読の暮らし」(農地)エリアを見学。
gero20161214_4 建築史家の藤森照信氏設計のラ コリーナ近江八幡、たねやグループ本社。茶室の入り口に見立てた細いドア(写真中・奥)を入ると、目の前には吹き抜けの巨大な空間(写真下)が。照明や飾り物など、細部にいたるまで設計者の意図が反映されている。
gero20161214_5 「近江八幡日牟禮ヴィレッジ たねや 」で行われた懇親会には、自治体や地元経団連の方々も参加し、ジェロネット・メンバーやコース生たちとの交流を深めました。
gero20161214_6 2日目は秋山弘子特任教授による「2025年大阪万博誘致構想について」の報告から始まり(写真上)、その後、近江八幡市のCCRC構想について、グループ討議に移りました(写真下)。
futter_facalty_info