2017年6月27日

第2回 イブニングセミナー・リポート

<第2回 イブニングセミナー・リポート>

6月27日に行われたイブニングセミナーでは、愛知県豊橋市の医療法人・社会福祉法人「さわらび会」統括本部長・山本左近氏をお迎えし、「超高齢社会に向けたさわらび会の取り組みと展望」をお伺いしました。
さわらび会は高齢者福祉施設だけでなく障がい者施設も運営する大規模な法人で、国の制度に先駆けて認知症ケアや医療介護の連携等にいち早く取り組んだことで知られています。また、山本氏は元F1ドライバーという異色の経歴の持ち主。20歳の時に単身渡欧し、約10年間、世界中を転戦しました。今回のセミナーでは、F1ドライバーになるまで、また、その後に福祉の世界へ転身した動機や、さわらび会の理念、今後のアジア進出計画などをお話しいただきました。
聴講した3期生、工学系研究科建築学専攻の高田遼介さんの感想は次の通りです。
「さわらび会が目指す福祉村という理念は大変勉強になった。元々、高齢者医療を専門として独自の研究を進め、地域との共生を念頭に置きながら、徐々に地域の人々にサービスを提供するシステムを構築していった過程は今後他の地域にも適用していけると思う。また、近年、インドでの事業も開始しており、アジアとの連携を意識していることに関しては、世界を渡り歩き様々な経験をしてきた、山本左近氏ならではの情熱を感じることができた」。
「さわらび会」の詳細についてはこちらをご覧ください。
http://www.sawarabi.or.jp/about/rinen.html
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